Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
よしわらしんわ
吉原新話
泉 鏡花
Lisez 吉原新話 (よしわらしんわ) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 37 157 caractères · 75 écrans
、棒を引いたんですってね。才ちゃんはそう言って、話して、笑いながら、ほろほろ涙を落すのよ。
いつ煩っても、ごまかして薬をのんだ事のない人が、その癖、あの、……今度ばかりは、掻巻に凭懸っていて、お猪口を頂いて飲むんだわ。それがなお心細いんだって、皆そう云うの。
私も、あの、手に持って飲まして来ます。
(三輪ちゃん、さようなら。)って俯向くんです、……枕にこぼれて束ね切れないの、私はね、櫛を抜いて密と解かしたのよ……雲脂なんかちっとも無いの、するする綺麗ですわ、そして煩ってから余計に殖えたようよ……髪ばかり長くなって、段々命が縮むんだわねえ。――兄さん、」
と、話に実が入るとつい忘れる。
「可哀相よ。そして、いつでもそうなの、見舞に行くたんびに(さようなら)……」
十一
「それはもう、きれいに断念めたものなの、……そしてね、幾日の何時頃に死ぬんだって――言うんですとさ、――それが延びたから今日はきっと、あれだって、また幾日の何時頃だって、どうしてでしょう。死ぬのを待っているようなの。
ですからね、照吉さんのは、気病だって。それから大事の人の生命に代って身代に死ぬんですって。