Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans
と腹掛のかくしから五十両の金包を取出し、幸兵衛に投付けると額に中りましたから堪りません、金の角で額が打切れ、血が流れる痛さに、幸兵衞は益々怒って、突然長二を衝倒して、土足で頭を蹴ましたから、砂埃が眼に入って長二は物を見る事が出来ませんが、余りの口惜さに手探りで幸兵衞の足を引捉えて起上り、
長「汝ウ蹴やアがッたな、此の義理知らずめ、最う合点がならねえ」
と盲擲りで拳固を振廻すを、幸兵衞は右に避け左に躱し、空を打たして其の手を捉え捻上るを、そうはさせぬと長二は左を働かせて幸兵衛の領頸を掴み、引倒そうとする糞力に幸兵衛は敵いませんから、挿して居ります紙入留の短刀を引抜いて切払おうとする白刄が長二の眼先へ閃いたから、長二もぎょッとしましたが、敵手が刄物を持って居るのを見ては油断が出来ませんから、幸兵衞にひしと組付いて、両手を働かせないように致しました。
十九
長「その刄物は何だ、廿九年前に殺そうと思って打棄った己が生きて居ちゃア都合が悪いから、また殺そうとするのか、本当の親の為になる事なら命は惜まねえが、実子と知りながら名告もしねえ手前のような無慈悲な親は親じゃアねえから、命はやられねえ……危ねえ」