Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans
のじゃな」
長「へい……まア左様いう次第ではございますが、幸兵衛という人は本当の親か義理の親か未だ判然分りません」
奉「左様か……こりゃ萬助、其の方幸兵衛と柳が夫婦になったのは何時か存じて居るか」
萬「へい、たしか五ヶ年前と承わりましたが、私は其の後に奉公住をいたしましたので」
奉「夫婦の者は当年何歳に相成るか存じて居るか」
萬「へい幸兵衛は五十三歳で、柳は四十七歳でございます」
奉「左様か」
と奉行は眼を閉じて暫時思案の様子でありましたが、白洲を見渡して、
奉「長二郎、只今の申立てに聊かも偽りはあるまいな」
長「けちりんも嘘は申しません」
奉「追って吟味に及ぶ、長二郎入牢申付ける、萬助恒太郎儀は追って呼出す、一同立ちませい」
是にて此の日のお調べは相済みましたが、筒井侯は前にも申述べました通り、坂倉屋の主人又は林大學頭様から、長二の伎倆の非凡なる事を聞いておられますから、斯様な名人を殺すは惜いもの、何とかして助命させたいとの御心配で、狂人の扱いにしようと思召したのを、長二は却って怒り、事実を明白に申立てたので、折角の心尽しも無駄になりましたが、その気性の潔白なるに益々感服致されましたから、猶工夫をして助命させたいと思召し、一先ず調べを止めてお邸へ帰られました。