Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ちきゅうようさい
地球要塞
海野 十三
Lisez 地球要塞 (ちきゅうようさい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 71 834 caractères · 144 écrans
彼は、私に、奇妙な質問を発し、人類は、「地球に於ける資源不足を、どう解決するつもりか?」と迫ったが、彼は、なぜそんなことを、私に訊ねる必要があったのであろう。いよいよ勃発する形勢の、第三次世界大戦の舞台に、彼X大使は、いかなる重要な役割をもっているのであろうか。
私の悩みは、大使の訪問以来急に二倍にも三倍にも増大していったのである。
落下傘見ゆ――果して同志の六名か
黎明が来た。
クロクロ島は、いつしか元のとおりに海面に浮かび上っていた。
潮を含んだそよ風が、通風筒をとおり私の頸筋を掠めていく。
かん、かん。かん、かん。
軍艦と同じように、時鐘が、冴々と響きわたる。
(もう五時だ!)
オルガ姫が、つかつかと近づいて、手提鞄を卓子のうえに置いた。
「これが昨夜中に蒐まった録音です」
人造人間との会話は、何を聞いても、こっちからは返事をする必要のないことであった。返事をしなくても人造人間は、私を高慢ちきな奴だと腹も立てず、また返事をしてやっても、悦ぶわけではない。私はただ必要なる命令だけを喋ればよかった。
私は、録音器の入った鞄をもって、階段をのぼっていった。