Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

やしゃがいけ

夜叉ヶ池

泉 鏡花

Lisez 夜叉ヶ池 (やしゃがいけ) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 27 689 caractères · 56 écrans

Aozora Bunko

……そんではい、夜さり、夜ばいものが、寝床を覗くと、いつでもへい、白蛇の長いのが、嬢様のめぐり廻って、のたくるちッて、現に、はい、目のくり球廻らかいて火を吹いた奴さえあっけえ。……

鐘撞先生には何事もねえと見えるだ。まんだ、丈夫に活きてござって、執殺されもさっしゃらねえ。見ろやい、取っても着けねえ処に、銀の鱗さ、ぴかぴかと月に光るちッて、汝がを、(と鯉をじろじろ)ばけものか蛇体と想うて、手を出さずば、うまい酒にもありつけぬ処だったちゅうものだ。――嬢様が手本だよ。はってな、今時分、真暗だ。舐殺されはしねえだかん、待ちろ。(と抜足で寄って、小屋の戸の隙間を覗く。)

蟹五郎。朱顔、蓬なる赤毛頭、緋の衣したる山伏の扮装。山牛蒡の葉にて捲いたる煙草を、シャと横銜えに、ぱっぱっと煙を噴きながら、両腕を頭上に突張り、ト鋏を極込み、踞んで横這に、ずかりずかりと歩行き寄って、与十の潜見する向脛を、かっきと挟んで引く。

与十 痛え。(と叫んで)わっ、(と反る時、鯉ぐるみ竹の小笠を夕顔の蔭に投ぐ。)ひゃあ、藪沢の大蟹だ。人殺し!

と怪し飛んで遁ぐ。――蟹五郎すかりすかりと横に追う。