Classiques japonais avec furigana
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よあけまえ
夜明け前
島崎 藤村
Lisez 夜明け前 (よあけまえ) de 島崎 藤村 (しまざきとうそん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 205 629 caractères · 408 écrans
それは左の三か条について返答を承りたい、とあったという。
一、島津久光をイギリスに相渡し申さるべきや。
二、償銀として十万ポンド差し出さるべきや。
三、薩摩の国を征伐いたすべきや。
「関東の事情切迫につき、英艦防禦のため大樹(家茂のこと)帰府の儀、もっともの訳がらに候えども、京都ならびに近海の守備警衛は大樹において自ら指揮これあるべく候。かつ、攘夷決戦のおりから、君臣一和にこれなく候ては相叶わざるのところ、大樹関東へ帰府せられ、東西相離れ候ては、君臣の情意相通ぜず、自然隔離の姿に相成るべく、天下の形勢救うべからざるの場合にたちいたり申すべく候。当節、大樹帰城の儀、叡慮においても安んぜられず候間、滞京ありて、守衛の計略厚く相運らされ、宸襟を安んじ奉り候よう思し召され候。英艦応接の儀は浪華港へ相回し、拒絶談判これあるべく、万一兵端を開き候節は大樹自身出張、万事指揮これあり候わば、皇国の志気挽回の機会にこれあるべく思し召され候。関東防禦の儀は、しかるべき人体相選み申し付けられ候よう、御沙汰に候事。」これは小御所において関白から一橋慶喜に渡されたというものである。