Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいうちゅうえんせいたい

大宇宙遠征隊

海野 十三

Lisez 大宇宙遠征隊 (だいうちゅうえんせいたい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 53 967 caractères · 109 écrans

Aozora Bunko

ふしぎな味噌汁

「ばかなことをいうな。こっちから、さいそくをする――それではおかしいよ」

「遠慮するようながらでもあるまいに、あははは」

「あははは。とにかくいって来よう」

艇夫の一人は出ていった。

あとで仲間の艇夫たちは、顔を見合わせ、

「ああはいったが、すこしは里心がついているのじゃないかな。つまり、この噴行艇がこんど地球に戻るのは十五年後だから、昨夜生れたあの男の子供が、十五六歳にならなきゃ、わが児の手が握れないんだからなあ」

「うむ、まあ、そうだ。だが、そんな話はよそうや。こっちまでが、里心がつくからな」

十五年後だと、艇夫たちが話をしているところをみると、この噴行艇は、これからずいぶん長い行程をとびつづけるものらしい。

ふしぎな味噌汁

「どうだ、三郎。噴行艇に乗って、一ヶ月たったが、すこしは、気がおちついたか」

一人の艇夫が、煙草をくわえて、三郎の横に、腰をおろした。それは、三郎と同郷の、神戸生れの艇夫で、鳥原彦吉という男であった。彼は、やさしい男で、そして艇夫には似あわぬものしりだった。三郎は、彼を、ほんとうの兄のように思っていた。

「ええ、だいぶん、なれましたよ」