Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠19

中里 介山

Lisez 大菩薩峠19 (だいぼさつとうげ) de 中里 介山 (なかざとかいざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 319 771 caractères · 617 écrans

Aozora Bunko

「いいや、僕は無精者で、語学なんぞはようやりません、それに晩学ではね」

と突放されたが、まだ相当脈はあるように、青年には思いきれないものがあると見えて、ひとり言のように、

「ドコか、英学を教えてくれるよい先生はありますまいかね」

「英学のよい先生を求めようとすれば、都会へ出るよりほかはない、長崎とか、大阪とか、江戸とかへ行かなければ、大家はいない」

「大家でなくてもいいんです、ホンの手ほどきだけしてくれる人があれば助かるんです、それから後は、どんなことをしても自分で漕ぎつけてみる決心をしています、先生、あなたは、わたくしに手引をして下さらんでしょうか、お願いです」

青年は、もはや見込んで歎願のところまで来てしまっている。青嵐居士が相当語学に素養のあるものときめてしまって――独断できめてしまって、熱心な就学志願の方へ燃え出して来たので、青嵐居士が迷惑がり、

「飛んでもないことだ、君は我輩を英学者と誤認しているのかね」

「いや、国で承りました、胆吹山へ不思議な人物が集まって、新しい思想の下に、開墾をはじめているから行ってみろ、君の学びたい外国語なんぞは、さらさら読める学者が、世を拗ねて鍬を取って働いているから、語学が学びたければあそこへ行って学ぶべしと言われたから、僕は、わざわざ福井を飛び出して来たんです、どうか僕の熱心