Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠19

中里 介山

Lisez 大菩薩峠19 (だいぼさつとうげ) de 中里 介山 (なかざとかいざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 319 771 caractères · 617 écrans

Aozora Bunko

「ちょじゃまちの先生とかおっしゃるお方が、おいでになりました」

早くも道庵が進入して来たらしい。

四十一

さて、その翌日になりますと、大谷風呂から三箇の乗物が前後して出立しました。

まんなかのは普通の四ツ手ですが、前後のは、お医者さんだけが乗るべきあんぽつです。

それに附添が三人――

これによって見ても、まんなかのお駕籠がお雪ちゃんで、前後のあんぽつに、健斎、道庵の両国手が乗込んでいることと想像ができる。

駕籠附の一人は、山城田辺から健斎国手がつれて来たおともで、他の二人は伊太夫の従者の若い者でした。

この三乗三従の一行に加うるに、お角さんが庄公を召しつれて、追分まで送ろうというのです。

やがて程遠からぬ追分まで来ると、例の「柳緑花紅」の道しるべの前で、前後のあんぽつだけが乗物をとどめ、まんなかの四ツ手は先をきって、静かに打たせて行きます。前後のあんぽつが停ったかと思うと、両方から一時にころがり出したのは、前なるは健斎国手、あとのは道庵先生でありました。

「やれやれ、御苦労さま」

道庵が額の汗を拭きますと(汗は出ていないのだが、手加減で汗を拭く真似をする)お角さんが、