Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Lisez 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 122 347 caractères · 243 écrans
仙太 なんだって、加多さん?……馬鹿にするのか?(と言っても、怒ったのとは違い、手の平で鼻の辺をこすり上げている)
間。
加多 ……(急にマジメになって)仙太、お前、ここから帰らぬか、国へ?
仙太 (暫く相手の意味がわからず見詰めていてから)……な、なんだって、加多さん?
加多 ここを引払って常陸へ帰れと言っている。
仙太 しかし、これだけの人数をオイソレと……。
加多 いや、お前一人のことだよ。
仙太 俺一人帰れと※(疑問符感嘆符、1-8-77) そ、それは何のことだ?
加多 ……最早全軍の運命も大概知れている。あと十日か半月――。
仙太 ハハハ、それなら俺もたいてい察していますよ。死なばもろともだ。一蓮托生、うらみっこなし――。
加多 それを助けたいのだ。――それに都合も悪い。
仙太 都合が悪いと?
加多 武田先生、藤田氏以下先輩諸氏を少なくとも十人余は生き延ばして置かねばならぬ。たとえ、その余の人間は全部死んでも。――いやこのまま行けば全部が全部一人残らず死罪或いは斬罪をまぬがれまい。つまり、――士分以下の者までもかたらった挙兵だと見られては一揆または暴徒と見られても仕方がなくなる訳。