Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

おんなだいがくひょうろん

女大学評論・新女大学

福沢 諭吉

Lisez 女大学評論・新女大学 (おんなだいがくひょうろん) de 福沢 諭吉 (ふくざわゆきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 46 995 caractères · 91 écrans

Aozora Bunko

は、事実の示す所にして之を争う言葉はなかる可し。之を政治上に喩えて言わんに、妻が内の家事を治むるは内務大臣の如く、夫が戸外の経営に当るは外務大臣の如し。両大臣は共に一国の国事経営を負担する者にして、其官名に内外の別こそあれ、身分には軽重を見ず。然らば則ち女大学の夫に仕え云々の文は、内務大臣をして外務大臣に仕えしめんとするものに異ならず。事実に可笑しからずや。一国に行われざることは一家にも行われざることゝ知る可し。

一 下女を使に心を用べし。言甲斐なき下は習し悪くて知恵なく、心奸敷、物言こと祥なし。夫のこと舅姑姨のことなど我心に合ぬ事あれば猥に讒り聞せて、夫を却て君の為と思へり。婦人若し智無して是を信じては必ず恨出来易し。元来夫の家は皆他人なれば、恨背き恩愛を捨る事易し。構て下女の詞を信じて大切なる姨の親を薄すべからず。若し下女勝て多言くて悪敷者なれば早く追出すべし。箇様の者は必ず親類の中をも言妨て家を乱す基と成物也。恐るべし。又卑者を使ふには気に合ざる事多し。夫を怒罵て止ざれば約々しく腹立こと多して家の内静ならず。悪しき事あらば折々言教て誤を直べし。