Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ことうのおに
孤島の鬼
江戸川 乱歩
Lisez 孤島の鬼 (ことうのおに) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 181 795 caractères · 359 écrans
そいつを君は持って来たじゃあないか。あの時君が突きさしたのは、どんな人だったか覚えているかい。さあ答えて御覧」
「美しい姉やだったよ。おいら、その人の顔を忘れちゃいけないて、おどかされたんだ」
「感心感心、そういう風に答えるものだよ。それから、君はさっき鎌倉の海岸なんか行ったことがないと云ったけれど、あれは嘘だね。砂の中の伯父さんの胸へも、短刀をつき刺したんだね」
友之助は相変らず、たべることで夢中になっていて、この問に対しても無心に頷いたが、突然、何事かに気づいた体で、非常な恐怖の表情を示した。そして、いきなり、たべかけのチョコレートの函を投げ出すと、諸戸の膝をとびのこうとした。
「怖わがることはないよ。僕達も君の親方の仲間なんだから、本当のことを云ったって、大丈夫だよ」諸戸は慌ててそれを止めながら云った。
「親方じゃない、『お父つぁん』だぜ。お前も『お父つぁん』の仲間なんかい。おいら、『お父つぁん』が怖わくってしようがねえんだ。内密にしといとくれよ。ね」
「心配しないだって、大丈夫だよ。さあ、もう一つ丈けでいい、伯父さんの尋ねることに答えておくれ。その『お父つぁん』