Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ことうのおに

孤島の鬼

江戸川 乱歩

Lisez 孤島の鬼 (ことうのおに) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 181 795 caractères · 359 écrans

Aozora Bunko

可哀想な諸戸。彼はその上に、私に対する、さっきのあさましい所業を恥じているのだ。

「尤もだ。お前さんは何にも知らないだろうからね。わしはお前さん達が島へ来た時に、よっぽどそれを知らせてやろうかと思った。あの夕方、わしが海辺にうずくまって、お前さん達を見送っていたのを覚えていなさるかね。だが、わしは丈五郎の返報が恐ろしかった。丈五郎を怒らせては、一時もこの島に住んではいられなくなるのだからね」

徳さんが妙なことを言い出した。彼は以前諸戸屋敷の召使であったから、ある点まで丈五郎の秘密を知っている筈だ。

「僕に知らせるって、何をだね」

諸戸が身動きをして、聞返した。

「お前さんが、丈五郎の本当の子ではないということをさ。もうこうなったら何を喋っても構わない。お前さんは丈五郎が本土から、かどわかして来た、よその子供だよ。考えても見るがいい、あの片輪者の汚らしい夫婦に、お前さんの様な綺麗な子供が生れるものかね。あいつらの本当の子は、見世物を持って方々巡業しているんだよ。丈五郎に生写しの傴僂だ」読者は知っている、嘗つて北川刑事が、尾崎曲馬団を追って静岡県のある町へ行き、一寸法師に取入って、「お父つぁん」