Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ことうのおに
孤島の鬼
江戸川 乱歩
Lisez 孤島の鬼 (ことうのおに) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 181 795 caractères · 359 écrans
解釈の方法がないではないが、そして、どうもそれが本当らしく思われるのだが、若しそうだとすると、実に恐ろしいことだ。前例のない極悪非道だ。考えても胸が悪くなる。人類の敵だ」
彼は訳の分らぬことを呟きながら、半ば無意識にステッキを動かしていたが、ふと気がつくと、そこの地面に妙な形が描かれていた。それは燗徳利を大きくした様な形で、花瓶を描いたものではないかと思われた。彼はその中へ、非常に曖昧な書体で、「七宝」と書いた。それを見ると、私は好奇心にかられて、思わず質問した。
「七宝の花瓶じゃありませんか。七宝の花瓶が何かこの事件に関係があるのですか」
彼はハッとした顔を上げたが、地面の絵模様に気づくと、慌ててステッキでそれを掻き消してしまった。
「大きな声をしちゃいけない。七宝の花瓶、そうだね。君も仲々鋭敏だね。これだよ分らないのは。俺は今その七宝の花瓶の解釈で苦しんでいたのだよ」
だが、それ以上は、私がどんなに尋ねても、彼は口を緘して語らぬのであった。
間もなく私達はカフェを出て巣鴨の駅へ引返した。方向が反対なので、私達がそこのプラットフォームで別れたのだが、別れる時、深山木幸吉は「四日ばかり待ち給え。