Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

うちゅうせんぺい

宇宙尖兵

海野 十三

Lisez 宇宙尖兵 (うちゅうせんぺい) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 35 974 caractères · 72 écrans

Aozora Bunko

そのとき魚戸は、大きく両眼をむいて僕の方へ顔をよせながら、声をおさえていった。

「ロケットだ。総トン数は一万トンを越える大ロケットだ」

「えっ、ロケット?」僕の心臓は大きく鼓動をうって停った。「本当かい、それは……。で、ロケットでどこへ飛ぶのか」

「分らない。どこへ行くのか。おれは知らない。しかし一万トン級のロケットを飛ばすところから考えて、地球の上の他の地点へ行くのでないことだけは確かだと思う」

「冗談じゃないぞ」

と、僕は叫んだが、それは魚戸のいうことを否定した意味ではなかった。

二人は、急に黙ってしまった。「非常な超冒険旅行」が何であるか、その神秘な実体がようやくヴェールを透してうっすりと見え始めたのだ。ひしひしと迫り来る真実なるものの重圧下、僕たちは頭を抱えて低く呻吟するばかりだった。

おおロケット! どうしたかリーマン博士! 彼はわれわれをこの艇内に押籠めて、地球を後に決然大宇宙へ飛ぼうとするのだ!

記者倶楽部

正六面体の例の部屋に、「記者倶楽部」という標札が掲げられた。給仕がやってきて、戸棚と向き合った壁の上に、その札を釘づけにしたのであった。