Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あんじゅうこん
安重根
谷 譲次
Lisez 安重根 (あんじゅうこん) de 谷 譲次 (たにじょうじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 49 548 caractères · 100 écrans
禹徳淳 (うるさそうに)聞いたよ。みんな達者にきまってるよ。それより、黄成鎬のところへは、今日行くと報せてあるのか。
安重根 徳淳、君あ趙康英という人を知っているかね?
禹徳淳 趙康英? 聞いたことがある。煙秋の田舎の下里で戸籍係をしている男だろう?
安重根 今じゃあ出世してねえ、ポグラニチナヤの税関の主事をしているよ。
禹徳淳 君、早く李剛主筆に会ったほうがいいぜ。一緒に行こう。
安重根 (しんみりと)やはり故里の人間でねえ、僕んところから三里ほどしか離れてないんだが、今度休暇を取って、ちょっと帰国るんだそうだ。それで、手紙を出して頼んであるけれど、僕あポグラニチナヤへ行って、よく相談しようと思っている。故里のほうに都合がついたら、趙君に面倒を見てもらって、帰りに、ハルビンまで家族のやつらを伴れて来てもらうつもりだ。旅券の関係で、ウラジオへ呼ぶということは厄介だからねえ。
禹徳淳 (驚いて)ほんとに君は、その用でハルビンへ行くのか。
安重根 そうさ。僕はハルビンで、三年振りに妻や子供に会うんだ。
禹徳淳 何を言ってるんだ――。
安重根 (希望に満ちた様子で)金成白ねえ、君も知ってるだろう? あの金成白の店から、品物を融通してもらって雑貨商でもはじめて、多分、ハルビンに落ち着くことになるだろう。