Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しょうねんたんていちょう

少年探偵長

海野 十三

Lisez 少年探偵長 (しょうねんたんていちょう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 110 286 caractères · 221 écrans

Aozora Bunko

下手をすると、自分は参考人か容疑者として警察へ引っぱられるかもしれん。これは困ったことになった)先生の悄気かたはひどかった。

きびしい尋問

「頭目。いったいどこへいってたんです。この二日というものは、頭目を探すので、大骨を折りましたぜ。しかも連絡はつかないじまい。骨折り損のくたびれもうけです」

四馬剣尺が、どっかと腰をかけた頭目台の前へいって、この山塞の番頭格の木戸が、うらみつらみをのべたてた。木戸は、よほど骨を折ったものと見える。

「ふふン」四馬は、かるく笑っただけであった。

「こんどからは、なんとかたしかな連絡の道を用意しておいていただかないと、万一のときにわしは、この山塞を持ち切れませんよ」木戸は久しぶりに腹を立てているらしい。

「大丈夫だ。万一のときは、おれがとびこんでくるから、心配はいらねえ」

「こっちから知らせたいことがあっても、それができないとすれば、結局頭目の大損害じゃないですか」

「すると、なにかおれに知らせたいことがあったんだな。それは何だい」

「わしではないんです。机ドクトルが、何か見つけてきたんです。それが三日前のことで、ドクトルは町へいったんです」