Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しょうねんたんていちょう

少年探偵長

海野 十三

Lisez 少年探偵長 (しょうねんたんていちょう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 110 286 caractères · 221 écrans

Aozora Bunko

「よし、そんならよし。じゃあ、机博士をここへ呼んでくれ」

「はい」木戸がでていくと、やがて机博士がいれかわって細長い身体をこの部屋にあらわした。彼は木戸とちがって落ちつきはらっていた。頭目の前までいって、卓をへだてて、四角い椅子に腰を下ろした。

「ご用ですかな」

「今、木戸から聞いたが、三日前に、海岸通りのある店で、黄金メダルの半ぺらを見つけたって」

「偶然に見つけましたよ。さっそく頭目に知らせようと骨を折ったんですが、残念にも、頭目に運がなかったな」

「本物かい」

「さあ、私は本物と鑑定しましたね。それも頭目がこの間まで持っていた半ぺらではなくて、その相手になる半ぺらでしたよ。三日月形をして、骸骨の顔が横を向いているようでした」

「お前は、それを手にとってみたのか」

「手にとってみましたとも。万一、にせ物では頭目に知らせてお叱りをこうむるばかりだから、掌にのせて比重をあたってみました。たしかに純度の高い黄金でできていることにまちがいなし。そこで値段を聞いたら、三十万円というんです。その因業爺のチャンフーという主人がね」

「三十万?」頭目はちょっとことばをとめたあとで「三十万円にちがいないか」