Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
Lisez 幕末維新懐古談 (ばくまついしんかいこだん) de 高村 光雲 (たかむらこううん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 861 caractères · 2 écrans
夜分は土間から、一本の木製の明り台が立っていて燈心の火が細く点されていた。でも、結構、それで仕事は出来たもの。すべて何店によらず、小さな行燈一つを店先に置いて、それで店の人の顔も見えれば、書き附けの字も見えたものだ。明るさにおいても、ちっとも今とは違いはしなかった。燈火が明るくなればなるほど、人間の眼が暗くなるので、昔はそれでよかったものです。
湯屋では、八ケンというものが男湯と女湯との真ん中に点いていた。柘榴口を潜って這入るのです。……柘榴口というのは、妙な言葉だが、昔から、鏡磨ぎ師は柘榴の実を使用ったもの、古い絵草子などにも鏡研ぎの側には柘榴の実がよく描いてある……でその名の意は、屈み入る(鏡入る)の洒落から来たもの、……むかしはすべてこう雅なことをいったものです。
床屋は大人が三十二文、子供は二十四文、湯屋は八文であった。