Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かいとうおう
怪塔王
海野 十三
Lisez 怪塔王 (かいとうおう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 167 635 caractères · 337 écrans
思うようにまわらぬ首を無理やりにうごかして、あたりをながめていた兵曹長の眼底に、変なかたちをした木がうつりました。
「ああ、あれは椰子の木に見えるが、こんなところにどうして椰子の木が生えているのかなあ」
兵曹長には、何が何だかわからなくなりました。
「うーむ――」
と一こえ叫んだまま、彼はそのまま崩れるように座席にへたばってしまいました。
椰子の木のある海辺は、どこだったでしょうか。
大利根博士邸
1
ここで話はすこし前にさかのぼります。
場所は、大利根博士の邸内です。
みなさんおなじみの塩田大尉と、それから元気のいい一彦少年とがしきりと、怪しい博士の室内をさがしまわっています。
二人とも、帆村探偵がわざわざ注意して来た言葉にしたがい、博士邸の謎を早く解かねばならぬとおもっています。
一体大利根博士と怪塔王との間には、どんな関係があるのでしょうか。そしてあの天馬空を行くような怪塔ロケットは、なぜあのようなおそろしい新科学兵器を持っているのでしょうか。そしてこれから何をしようと言うのでしょうか。この重大な秘密はいつになれば解けるのでしょうか。