Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Lisez 怪星ガン (かいせいガン) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 113 544 caractères · 227 écrans

Aozora Bunko

臨時放送だ!

「テレ・ラジオの臨時ニュース放送ですよ、おじさん」

矢木三根夫は、伯父の書斎の扉をたたいて、伯父の注意をうながした。

いましがた三根夫少年は、ひとりで事務室にいた。そしてニュースの切りぬきを整理していたのだ。すると、とつぜんあの急調子の予告音楽を耳にしたのだ。

(あッ、臨時放送がはじまる。何ごとだろうか)と、三根夫は椅子からとびあがって、テレ・ラジオのほうを見た。その予告音楽は、そこから流れでていたし、またその上の映写幕には目にうったえて臨時放送のやがてはじまるのを、赤と藍とのだんだら渦巻でもって知らせていた。

テレ・ラジオというのは、ラジオ受信機とテレビジョン受影機がいっしょになっている器械のことだ。みなさんはすでに知っておられることと思うが。……

(臨時放送は、まもなくはじまる。そうだ、すぐおじさんに知らせておかなくては。……あとで「なぜそんな重大なことをおしえなかったのか」などといって目をむくおじさんだから、知らせておいたほうがいい)

三根夫は、事務室をとびだすと、廊下を全速力で走って、いまものべたように、伯父の書斎までかけつけると、扉をどんどんたたいたのである。