Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Lisez 怪星ガン (かいせいガン) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 113 544 caractères · 227 écrans

Aozora Bunko

が、帆村は、三根夫がその部屋へはいっていったとき、

「やれやれ、間にあったぞ」

ひとり言をいって、暗号器から一枚の紙をぬきだしてほっと一息つくと、その紙片を八つに折りたたんで、革製の名刺入れのなかにつっこんだ。

「さあ、でかけよう」

伯父は寝衣をぬいで、外出用の服に着かえた。たった一分しか、かからない。それから机の上の雑品をあつめてポケットへつっこんだ。それから戸棚から一個のトランクをだして、手にさげた。

「ミネ君。でかけるが、きみの準備はいいかい」

「待ってください、伯父さん。ぼくはこれから荷造りをするのです」

「おやおや、そうかい。……でもまだ三十分時間があるね」

救援艇の出発

ニューヨークのエフ十四号飛行場から、十台の救援ロケット艇がとびだしたときの壮烈なる光景は、これを見送った人びとはもちろん、全世界の人びとにふかい感動をあたえた。

帆村荘六と、甥の三根夫少年は、テッド隊長の乗っている一号艇に乗組んだ。

各艇とも、乗員は三十名であった。

遭難をつたえられるサミユル博士搭乗の『宇宙の女王』号にくらべると、搭乗人員ははんぶんであるが、そのかわりこの救援ロケット艇は、最新型の原子エンジンを使っているので、ひじょうなスピードをだすし、またその航続距離にいたっては十億キロメートルを越すだろうとさえいわれる。