Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
らんだのかるた
懶惰の歌留多
Lisez 懶惰の歌留多 (らんだのかるた) de Dazai Osamu (太宰 治) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 12 369 caractères · 25 écrans
これでは、何も、かの、風呂敷持って、ねぎ買いに行く姿と、異るところがない。もっと悪い。
つくづく呆れ、憎み、自分自身を殺したくさえなって、ええッ! と、やけくそになって書き出した、文字が、なんと、
懶惰の歌留多。
ぽつり、ぽつり、考え、考えしながら書いてゆく所存と見える。
い、生くることにも心せき、感ずることも急がるる。
ヴィナスは海の泡から生れて、西風に導かれ、波のまにまに、サイプラスの島の浦曲に漂着した。四肢は気品よく細長く、しっとりと重くて、乳白色の皮膚のところどころ、すなわち耳朶、すなわち頬、すなわち掌の裡、一様に薄い薔薇色に染っていて、小さい顔は、かぐようほどに清浄であった。からだじゅうからレモンの匂いに似た高い香気が発していた。ヴィナスのこの美しさに魅せられた神々たちは、このひとこそは愛と美の女神であると言ってあがめたて、心ひそかに怪しからぬ望をさえいだいたのである。
ヴィナスが白鳥に曳かせた二輪車に乗り、森や果樹園のなかを駈けめぐって遊んでいると、怪しからぬ望を持った数十人の神々たちは、二輪車の濛々たる車塵を浴びながら汗を拭き拭き、そのあとを追いまわした。