Classiques japonais avec furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lisez 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 125 950 caractères · 249 écrans
お方だと考えて居りましたが、貴方の方がお忘れ遊ばさずにきんと仰しゃって下すった」
照「私は彼の時は元服前で見忘れたろうが、私は何うも見た様だと思い、お前が口を利く声柄で早く知れましたよ」
きん「誠に何うも思掛けない、まア/\旦那様御機嫌宜しゅう、何うしてね此処に入らッしゃるのでございますえ」
山「はい長い間旅をして、久しく播州の方へ参って、少しの間世帯を持って居たり、種々様々に流浪致し、眼病に成ってから故郷懐かしく、実は去年から此処へ来て世帯を持って居る」
きん「何うも些とも存じませんよ、尤も此方の方へは滅多には参りませんけれどもねえお嬢様、あらついお嬢様と云って、あの御新造様え、私の亭主の傳次と申します者は旅魚屋でございますが、商売に出ても賭博が好きで道楽ばかりして、女房を置去り同様音も沙汰もしずに居ましたが、旅魚屋の仲間の者が帰って来て聞きましたら、三年前に信州の葉広山とか村とかいう処で悪い事をして斬殺されたと聞きましたが、それとは知らず一旦亭主にしましたから、私は馬鹿が夫を待つという譬の通り、もう帰るかと待って居りましたが、三年経っても音沙汰がない