Classiques japonais avec furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lisez 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 125 950 caractères · 249 écrans
と眞達の着物で血を拭って鞘に納め、
永「さア来い」
と無暗に手を引いて渡場へ参り、少しの手当を遣って渡しを越え、此処から笹沢、のり原、いぼり谷、片掛、湯の谷と六里半余の道でござりますが、これから先は極難所で、小さい関所がござりますから、湯の谷の利助と云う家へ泊りました。是れは本当の宿屋ではない、その頃は百姓家で人を留めました。此処で、
永「お梅、厭でも有ろうけれども頭を剃って呉れえ、どうも女を連れて行けば足が付くから」
と厭がるお梅を無理無体に勧めて頭を剃らせましたが、年はまだ三十で、滅相美しいお比丘様が出来ました。当人も厭ではあろうが、矢張身が怖いから致し方がない。
永「さ、幸い下に着て居る己の無地の着物が有るから、是を内揚をして着るが宜い」
と云うので、是から永禪和尚の着物を直してお梅が着て、その上に眞達の持って居りました文庫の中より衣を出して着、端折を高く取って袈裟を掛けさせ、又袈裟文庫を頭陀袋の様にして頸に掛けさせ、先これで宜いと云うので、俄にお比丘尼様が一人出来ました。
二十四
永禪は縞の着物に坊主頭へ米屋被りを致し、小長い