Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ぎじんのすがた

日本の怪談

田中 貢太郎

Lisez 日本の怪談 (ぎじんのすがた) de 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 56 030 caractères · 115 écrans

Aozora Bunko

「確にお受けいたした、人の運が尽きると、左前となって逆道が多い、逆道で家の立って往く道理がない、長宗我部の家もここ五六年じゃ」

親実は湯殿へ往って、冷たい水で身体を洗って帰り、二人の見る前で静に自殺した。死骸は吾川郡木塚村西分へ葬った。

元親の怒に触れて死を賜わった者は、他に比江山親興、永吉飛騨守、宗安寺真西堂、吉良彦太夫、城内大守坊、日和田与三衛門、小島甚四郎、勝賀野次郎兵衛実信の八人であった。その中で比江山親興へは、中島吉右衛門、横山修理の二人が検使となって往った。親輿は長岡郡比江村日吉の城主で、長宗我部家の老臣の一人であった。親興はその時、大高坂(おおだかさ)城の北に当る尾戸に邸宅を普請し始めたところであった。

勝賀野次郎兵衛には、土居肥前勝行をやった。勝行は検使と云うよりは殺戮使と云う方が当っていた。勝賀野次郎兵衛は親実の家来で蓮池にいた。

「勝賀野は音に聞えた男じゃ、卒爾なふるまいして仕損ずるな」

元親は勝行に注意した。勝行は城を出て西のほうへ向った。

「土居殿、何処へ往かれる」

勝行へ声をかけてから二人の侍が後から来た。塩見野弥惣、野中源兵衛の二人で勝行とは親しい仲であった。