Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ほしじょろう
星女郎
泉 鏡花
Lisez 星女郎 (ほしじょろう) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 52 344 caractères · 104 écrans
十
「その替り村里から、この山へ登るものは、ばったり絶えたでありましてな。」
「それで、」
聞惚れていた三造は、ここではじめて口を入れたが、
「貴下が、探険――山開きをなさいましたんですね。」
先達は額に手を当て、膨れた懐中を伏目に覗いて、
「御意で、恐縮をいたします……さような行力がありますかい。はッはッ、もっとも足は達者で、御覧の通り日和下駄じゃ、ここらは先達めきましたな。立山、御嶽、修行にならば這摺っても登りますが、秘密の山を人助けに開こうなどとはもっての外の事でござる。
また早い話が、この峠を越さねばと申して、多勢のものが難渋をするでもなし、で、聞いたままのお茶話。秋にでもなって、朝ぼらけの山の端に、ふと朝顔でも見えましたら、さてこそさてこそ高峰の花と、合点すれば済みます事。
処を、年効もない、密と……様子が見たい漫ろ心で、我慢がならず企てました。
それにいたせ、飛んだ目には逢いとうござらん心得から、用心のために思いつきましたはこの一物、な、御覧の通り、古くから御堂の額面に飾ってござります獅噛面、――待て待て対手は何にもせよ、この方鬼の姿で参らば、五枚錣を頂いたも同然、同じ天窓から一口でも、変化の口に幅ったかろうと、緒だけ新しいのを着けたやつを、苛高がわりに手首にかけて、トまず、金剛杖を突立て