Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans

Aozora Bunko

かと云うに、これは左官のせいで、左官と云う者は刺取棒(さいとりぼう)で土を出すのを左の手の小手板で受けるのは何貫目(なんがんめ)あるか知れません、それゆえに亥太郎の左手が力が多いので、その大力無双(だいりきぶそう)の腕で撲られたから息の根が止るばかりです。

亥「これ、能く己(おれ)の顔を見て覚えて置け、豊島町の亥太郎だぞ」

と云う騒ぎに亭主が奥から駈出して来て、

主人「申し棟梁さん、腹を立たないでおくんなさい、これは一昨日(おとゝい)来た番頭でお前さんの顔を知らないのですから」

亥「己は弱い者いじめは嫌(きれ)えだが食逃げとはなんでえ」

主「棟梁さん勘忍しておくんなさい」

と頻(しき)りに詫をしている。只今なれば直(じ)きに棒を持って来てこれ/\と人を払って、詰らぬものを見ていて時間を費(ついや)すより早く往ったが好かろうと保護して下さるが、其の頃は巡査がありませんから追々人立がして往来が止るようになりました。文治は斯う云う事を見ると捨てゝ置かれん気性でございますから心配して、

文「大分(だいぶ)人立がしているが何(なん)だ