Classiques japonais avec furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
町人を欺いて百金取上げて返さぬと云うのか」
文「いゝえ、左様ではございません、貴方は御存じがないかは知りませんが、又お働きの女中か御家来の衆(しゅ)がお座敷のお掃除の時、ひょっとして引出へでもお取仕舞(とりしまい)になって居(お)ろうかと心得申すので、どうか彼(あ)の様に弱い奴でございますから、不憫(ふびん)と思召して百両返して下さらぬでは友之助は立行(たちゆ)きませんから」
蟠「黙れ、苟(かりそ)めにも一刀流の表札を掛けたる大伴蟠龍軒、町人風情(ふぜい)の金を欺いて取ったと云うは無礼な奴、不埓至極」
と側にあった一合入りの盃(さかずき)を執(と)りました。前には能くお屋敷で陶器(やきもの)の薄出(うすで)の盃が出ました。上が娘の姿、中は芸妓の姿、一番仕舞が娼妓(しょうぎ)の姿などが画(か)いてあり、周囲(まわり)は桜の花などが細かに描(か)いてあります。其の一番下の一合入の盃をとってポーンと投付けると文治郎も身をかわして除(よ)けたが、投げる者も大伴蟠龍軒、狙(ねら)い違(たが)わず文治郎の月代際(さかやきぎわ)へ当ると、今とは違い毛がないから額(ひた