Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

うんのじゅうざはいせんにっき

海野十三敗戦日記

海野 十三

Lisez 海野十三敗戦日記 (うんのじゅうざはいせんにっき) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 83 094 caractères · 167 écrans

Aozora Bunko

ねらったところの第一は、三鷹の中島飛行機工場らしく、二十発の爆弾と焼夷弾一発が命中した。建物十七、八棟が倒壊、死者二百名、傷者三百名ということだった。

次の被害顕著なるところは荏原区であったが、これは前者にくらべるとたいしたことはない。しかし戸越公園とか、雪ケ谷か洗足だったかの発電所などに落ち、地上線が半分不通となった。

そのほか川崎で石油のドラム缶が百二十個ぐらい燃えた由。

また、荻窪、鷺宮附近にバラバラ落下弾があり、千葉県へも落ちた由。

要するに被害の横綱は中島であったが、他は軽微だった。

昭和十九年十二月十日

◯午後七時半ごろ、警報鳴る。晴夜だ。家族を壕へ入れる。敵は二機だ。帝都の西方(わが家は帝都西部に位置する(※東京都世田谷区若林町))より北方へ抜けたが、また引返してきた。珍しく高射砲が鳴りだした。

「壕へ入ってよかった」と誰かがいう。

かなりたくさん発砲した。あとで情報は「一機に命中確実」と伝えた。「よかった」と寝床の中から、皆がいった。

残る一機は南方へ去った。

十二月十一日

◯萩原さんの防空壕は、大工さんが入り、棚なども吊った由。亮嗣君はいつもうちの壕へきていたのに、このごろこなくなった。