Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

もゆるほお

燃ゆる頬・聖家族

堀 辰雄

Lisez 燃ゆる頬・聖家族 (もゆるほお) de 堀 辰雄 (ほりたつお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 71 309 caractères · 144 écrans

Aozora Bunko

そのうちに学期試験が近づいてきた。寄宿生たちはその準備をし出した。魚住がその試験を前にして、寄宿舎から姿を消してしまったことを私たちは知った。しかし私たちは、それについては口をつぐんでいた。

※(アステリズム、1-12-94)

夏休みになった。

私は三枝と一週間ばかりの予定で、或る半島へ旅行しようとしていた。

或るどんよりと曇った午前、私たちはまるで両親をだまして悪戯かなんかしようとしている子供らのように、いくぶん陰気になりながら、出発した。

私たちはその半島の或る駅で下り、そこから二里ばかり海岸に沿うた道を歩いた後、鋸のような形をした山にいだかれた、或る小さな漁村に到着した。宿屋はもの悲しかった。暗くなると、何処からともなく海草の香りがしてきた。少婢がランプをもって入ってきた、私はそのうす暗いランプの光りで、寝床へ入ろうとしてシャツをぬいでいる、三枝の裸かになった脊中に、一ところだけ脊骨が妙な具合に突起しているのを見つけた。私は何だかそれがいじってみたくなった。そして私はそこのところへ指をつけながら、

「これは何だい?」と訊いてみた。