Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lisez 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 230 599 caractères · 458 écrans
今年の冬は忘れがたき雪景色でしょう。
まるでちがうけれども、ここにユトリロの書いた雪ばれの絵のハガキがあります。雪をよろこぶ心がいくらか出ています。刷りがわるくて台なしだけれど。
ユトリロとしては心情的な作品ね。
岡本太郎の個展の案内が来ました。シュールですね。ピカソの後塵を拝し、しかもそこから東洋の美の新しさをつくり出そうという努力をしているらしく、いかにも頭脳的です。この若い人はまだ理性的ということ、意志的ということと、頭脳的ということの根本的なちがいが分っていないと思います。
しかしこの頃深く思うのですが、この二つのものの本質の差別が出来るか出来ないかということに、芸術家の歴史的な質のちがいがかかって居りますね。過去の純文学はその尖端を頭脳的なもの止りで、しかもそこでは一面の大きい無智、偏見のため、すっかり堕落してしまった。ジイドのこしらえものの鋭さ。横光の似而非芸術。川端康成だって心情をそこへ導いたものは頭脳的だから、心情的なものの低さではもちこたえられず。
益※(二の字点、1-2-22)明瞭になります、次代の芸術家の資質として求められているものが。