Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

げんこんのしょうじょしょうせつについて

現今の少女小説について

宮本 百合子

Lisez 現今の少女小説について (げんこんのしょうじょしょうせつについて) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 3 247 caractères · 7 écrans

Aozora Bunko

私は必して世の中の暗い事ばっかりに屈たくしない人間なんです。

だから世の中の人間の住んで居る外に尚美くしい世のある事も見ず、変る事のない美くしさのひそんで居る事もしらないで、只、うらみ、そねみ、争い、なんかにあくせくして居る人達をほんとうに不具な可哀そうな心を持った人達だと思って見ます。

そして又出来るだけそう云う人達の少なくなる事を願って居るんです。

心の平らな人、

絶えず希望の輝きをみとめて居る人、

そう云う人達の沢山な様にするのにはその人達のまだ布で云えば白地の子供の時代の育まれ様によると云う事が出来ます。

そして最も大切なのはその読み物だと云う事も出来ます。

外国はどうだか知りませんけど日本で小供に対しての読物の注意と云う事は先まであんまり重じられていませんでした。

十一二の子供は必して、カチカチ山、桃太郎 の御話に満足するもんでもなく、「フーン」と思うものだってありません。

絶えず新らしい事を知り又聞く事も若いものにとっては大切な事でその事に対する欲も劇しいもんです。

その人々に多く読まれる少女小説を改革すると云う事は今のだれでもが考える事に違いありません。