Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しらがこぞう

白髪小僧

杉山 萠円

Lisez 白髪小僧 (しらがこぞう) de 杉山 萠円 (すぎやまほうえん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 98 770 caractères · 194 écrans

Aozora Bunko

銀杏の根本で繙いた、不思議な書物の中にある、

妾の女王の絵姿は、絵空事ではなかったか。

空には白い星の数、海には青い波の色。

棚引く雲の匂やかに、はや暁の色染めて、

東の空にほのぼのと、夢より綺麗な日の光り。

赤い鸚鵡よどうしたの、まあ恐ろしい美しい、

真赤な真赤な光明を、眩しい位輝やかし、

あれ羽ばたきをするうちに、窓から高く飛び上り、

東の空に太陽の、光りが出ると一時に、

海の面に湧き上る、金銀の波雲の波、

蹴立て蹴立てて行く末は、あと白波の沖の方、

あれあれ見えなくなりました……」

藍丸王は又もやこの歌に聞き惚れて、うっとりと眼を細くして夜の更けるのも忘れていた。

するとその中お寝みの時刻が来たと見えて、今朝の青眼老人が、六人の小供と一所に、手燭を持って這入って来たが、王が真暗な室の中に鸚鵡の籠を置いて、一心にその歌に聞き入っている様子を見ると、何故だか大層驚いた様子で、慌てて王の前に進み寄って――

「王様は飛んでもない事を遊ばします。王様はこの国の古い掟をお忘れ遊ばしましたか。『人の声を盗む者、他の姿を盗む者、他の生血を盗む者、この三つは悪魔である。