Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
くうちゅうふんぼ
空中墳墓
海野 十三
Lisez 空中墳墓 (くうちゅうふんぼ) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 13 986 caractères · 28 écrans
今までお父様だと思っていた相良十吉氏は貴女たちにはよい人でしたが、ある恐しい半面の所有者でした。このことの一部は、川股さんも御存知の筈です。恐しい半面。そうです。貴女のお父様である風間氏は、相良氏に殺されたのです。いや、それは全く本当なのです」
其時、隣室にガラガラと壁体の崩れる音がした。若き二人は目を見はって相抱いた。
「どうしたのです、あの物音は?」
私はもうこれまでだと思った。
「根賀地君。私の命令は守ってくれるのだ。君の顔をかえるために、私はいいものを貸してやるぞ」
私は自分の白髪頭を両手でつかむと、すっぽり帽子のように脱いだ。次に耳の下からつらなる頬髯と口髭とをとった。
「おお、あなたは!」三人の男女は声をふるわせて叫んだ。
「栗戸利休、実は松井田四郎太じゃ。根賀地君。これをつけて直ぐ防禦に立て。あと三十分だッ!」
根賀地は眼と鼻とをすすり上げて室外へ飛び出した。
「相良氏は松風号のプロペラ設計に当って恐しい仕掛けをつくったのです。それはこの地上で試験しては何一つ欠点のないプロペラです。しかし一万メートル以上の高空では気圧の低下によって、或る恐しい振動が現われることになっていたのです。