Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふんにょうたん
糞尿譚
火野 葦平
Lisez 糞尿譚 (ふんにょうたん) de 火野 葦平 (ひのあしへい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 51 974 caractères · 99 écrans
ということは、自分の生活や商売にとって利益があればこそ、入っているだけのことです、私は政友会の政策がどんなものか、民政党がどんなものか、なんにも知らない、市会議員に出て居る人達だって本当に知っているものはあんまりないと思う。ただ、私にとっては事業が生命だ、私の事業を助けてくれれば政党も有難いけれども、私は政党なんかにはもう愛想がつきた、政党とかなんとかそんなことは糞くらえだ、と次第に彦太郎は興奮して来て、喰ってかかるような姿勢になった。皮肉な表情を湛えて聞いていた新聞記者は、よろしい、わかった、帰って君のいったことを友田氏に伝える、と投げ捨てるように云った。それを聞くと、途端に、彦太郎は愕然と我に返ったように、慌てて、いや、友田さんに云った訳ではないです、あんた、と急に哀願するような口調になり、友田さんに云わんでもよいことではないですか、と煮え切らぬことを呟いた。いや、よろしい、帰って友田氏に、君が糞くらえと云ったとお伝えする、と足元を見透したように新聞記者は笠にかかり、思わせ振りして立ち去ろうとした。彦太郎は必死の如く追いすがり、何もそうむきにならんでもよいではないですか、一寸待って下さい、と云ううちにも、彼は友田の憤怒によっていかなる事態が起るかを想像し、友田が暴力に訴えるのは必定と思い、十数人の子分