Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぞくごくちゅうき
続獄中記
大杉 栄
Lisez 続獄中記 (ぞくごくちゅうき) de 大杉 栄 (おおすぎさかえ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 24 326 caractères · 49 écrans
が、長い間木の腰掛に腰掛けているのは、臀が痛くもあり退屈もするので、そんな時には室の中をぶらぶらするのが僕の常となっていた。そしてそのために今まで一度も叱られたことはなかったので、ただちに僕は、その看守と議論を始めた。ついにはその看守があまり訳の分らぬ馬鹿ばかり言うので、ほかの看守等がみな走って飛んで来たほどの大きな声で、その看守を罵り出した。それがその時一緒にいたもう一人の囚人に、よほど気に入られたらしい。
「君なんかはまだ若くて元気がいいからいい、うんとしっかりやりたまえ。何でも中ぶらりんでは駄目だ。うんとおとなしくしてすっかり役人どもの信用を得てしまうか。そうなれば多少の犯則も大目に見て貰える。それでなきゃ、うんとあばれるんだ。あばれてあばれてあばれ抜くんだ。減食の二度や三度や、暗室の二度や三度は、覚悟の上で、うんとあばれるんだ。そうすれば、終いにはやはり、大がいのことは大目に見て貰える。だが中ぶらりんじゃ駄目だ。いつまで経っても叱られてばかりいる。屁を放ったといっては減食を食う。それじゃつまらない。僕なんぞも前にはずいぶんあばれたもんだ。それでも減食を五度暗室を三度食ってからは、もう大がいのことは叱られない。