Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たいない
胎内
三好 十郎
Lisez 胎内 (たいない) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 68 766 caractères · 136 écrans
取引き仲間にトバッチリをかけると、あとでたたられる。うるせえのは、それさ。(ウィスキイのビンを村子にわたして、シガレット・ケースを出し、シガレットを抜く)
村子 すると、なんなの、いつまでこうしてるの、あたいたち? (じぶんのシガレットの火を男の方へ出す)
花岡 (それを取って吸いつけながら)なに、三十分もしてから出かけりゃ、大丈夫だ。
村子 いえさ、ここにいるぶんには、明日までだって……こんなか、あったかいから、なんだったら今夜一晩ここでとまることにするのも、おもしろいけどさ、私のいうのは、いつまでも、逃げて歩くといったって――
花岡 なあに、一月もたてばホトボリが――そうよ、事が事だから、さめっちまいもしまいが、その時分にゃ、どうせ、事件のカッコウがだいたいハッキリするから、おれだけを追いまわすということもなくなる。
村子 だってあんた、そんな……キリのない話じゃなくって? ヤだなあ。
花岡 いいじゃないか。こんだけ(とボストン・バッグの先でこづいて見せ)したくはして来てる。ここらの温泉で一月や二月、どんなゼイをつくせばって、不自由はさせない。
村子 そりゃ、なんだけどさ……(白いくびを見せて、ウィスキイをのむ)……けど、それならそうと前にいってくれりゃ、そのつもりでなにして来るのに。