Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たいない
胎内
三好 十郎
Lisez 胎内 (たいない) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 68 766 caractères · 136 écrans
はじめて、それが佐山の声であることがハッキリする)……お月ね、チョロリでて、山の腰よ照らす。娘ね、島田は、ナンダ、髪よ照らす。(ユックリと間伸びのした歌いかた)
花岡の声 ……村子。……村子。……どうした?……
村子の声 ウム……(右手の壁のあたりから、すすり泣くような唸り声を出す)
佐山の声 ……(それらに関係なく、歌をくりかえす)来るかね、来るかと、待つ夜は来ない。待たぬね、夜は来て、ナンダ、門に立つ。
花岡の声 ……たのむ。歌うのを、よしてくれ。……たまらない。
佐山の声 ……(しばらくだまっていてから)吉富といって、やっぱり、はじめての召集で、甲州の山ん中から来た男だ……そいつが歌いだして――盆踊りの歌だっていってた……みんな、それから、ここを掘りながら歌った。……そんな時の、なんだ。……カアチャンに逢いたい、カアチャンに逢いたい――朝から晩まで、そういって女房の話をするんだ。カラダのかっこうまでして、しかた話で、やる。二度ばかり脱走してね、たんびに、カアチャンに逢うと、テメエの方からノコノコ舞いもどって来る。フフ、処罰されて、その上にぶんなぐられて、ヘロヘロになって、またここに追いこまれると、ケロリとして、みんなといっしょに掘りながら――(節をつけて)待たぬネ、夜は来て、ナンダ、門に立つ。