Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たいない
胎内
三好 十郎
Lisez 胎内 (たいない) de 三好 十郎 (みよしじゅうろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 68 766 caractères · 136 écrans
花岡 にゃあにを、いってやがる? てめえみたいな、くたばりぞこないのクソインテリに、おどかされて――
佐山 食いものは、この三人の、みんなのもんだ。等分に分けて食うんだ。(花岡の片腕をつかむ)
花岡 ええい! (とそれを振りもぎって)てめえだちゃ、早く、くたばれ! 俺あ、助かって見せるんだ。ヘッ、これしきのことに、花岡の金吾が、ヘヘ!
佐山 ち! (いきなり泥グツをあげて、歯をむいてわめいている花岡の顔を、ガッと壁に向って踏みつける)きさまこそ、くたばれ! きさまみたいな闇のブロオカアの毒虫あ、死んだ方がいいんだ!
花岡 ウッ!……(口の中から流れ出した血を、舌を出してペロリとなめて)やりやがったな! ようし、おぼえていろ、子分どもが、どうするか! ササラのようになってから、ホエづらかくなよ!
佐山 ハ! 子分だ? どこにどうなっていると思っているんだ? 子分がいるなら、つれて来て見ろい! ハ! そとの世間にいりゃこそ、お前は強いかもしれねえ――こないだは、よく俺を踏んづけたりしたなあ。しかし、もう――こうなりゃ、もう――俺あ、こん中で戦争中、血みどろになって――あんだけ、ひでえ目に逢いながら、生きのびた人間だ。