Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
相続をせんければならんから、拙者一人で往きます」
清「ま、お待ちなせえ……そんな義理立えして無闇に往ったっていけねえ、二人で出て来たものが、一人置いてお前さんが往ったら娘も快くねえ訳だア、宜く相談して往くが宜い、今草鞋銭をくれると云うから待てよ、えゝぐず/\云っちゃア分らねえ、判然云えよ、泣きながらでなく……彼の人ばかり追返しちゃア義理が済むめえ、色事だって親の方にも義理があるから追返す位なら首でも縊るか、身い投げておっ死ぬというだ」
母「篦棒……死ぬなんて威し言を云ったら、母親が魂消て置くべいかと思って、死ぬなんてえだ、死ぬと云った奴に是迄死んだ例はねえ、さ只た今死ね、己は義理さえ立てば宜い、汝より他に子はねえが、死ぬなんて逆らやアがって、死ぬなら死ね、さ此処に庖丁があるから」
清「止せよー、困ったなア……うむ何うした/\」
若江は身の過りでございますから、一言もないが、心底可愛い梅三郎と別れる気がない、女の狭い心から差込んでまいる癪気に閉じられ、
若「ウヽーン」
と仰向けさまに反返る。清藏は驚いて抱き起しまして、
清「お前さま帰るなんて云わねえが宜い、さゝ冷たくなって、歯を咬しばっておっ死んだ、お前様が余り小言を云うからだ……ア痛え、己の頭へ石頭を打附けて」