Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans

Aozora Bunko

箱を長助の眼の前へ差出しますと、作左衞門が最前検めて置いた皿の毀れる気遣いはない、忰は何を云うのかと存じて居りますと、長助は顔色を変えて、

長「これ千代、それ道具棚にある糊付板を此処へ持って来い……さ何う云う訳で此板を道具棚へ置いた」

千「はい、只今申上げます通り、あのお道具の箱の棧が剥れましたから、打附けて貰おうと存じますと、米搗の權六が己が附けて遣ろうと申して附けてくれましたので」

長「いゝや言訳をしたって役には立たん、其の箱の紐をサッサと解け」

千「そうお急ぎなさいますと、また粗相をして毀すといけませんもの」

長「汝が毀して置きながら、又其様なこと申す其の手はくわぬぞ、私が箱から出す、さ此処へ出せ」

千「あなた、お静かになすって下さいまし、暴々しく遊ばして毀れますと矢張り私の所為になります」

作「これこれ長助、手暴くせんが宜い、腹立紛れに汝が毀すといかんから、矢張り千代お前検めるが宜い」

千「はい/\」

と是れから野菊の箱の紐を解いて蓋を取り、一枚/\皿を出しまして長助の眼の前へ列べまして。

千「御覧遊ばせ、私が先刻検めました通り瑾は有りゃアしません」