Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
のだと勘づきましたよ」
秋「ムヽウ白山前の小金屋という飴屋か」
婆「はい」
秋「あれは御当家の出入である……茶の好いのを入れてください、婆ア飯を馳走をしようかな」
婆「はい、有難う存じます」
秋「婆ア些と頼みたい事があるが、明日手前の家へ私が行くがな、其の飴屋という者を内々で私に会わしてくれんか」
婆「はい、殿様は彼の飴屋の御亭主を御存じで」
秋「いや/\知らんが、少し思うことがある、それゆえ貴様の家へ往くんだが、貴様の家は二間あるか、失礼な事を云うようだが、広いかえ」
婆「店の処は土間になって居りまして、折曲って内へ入るんでがすが、土間へは、薪を置いたり炭俵を積んどくですが、二間ぐれえはごぜえます、庭も些とばかりあって、奥が六畳になって、縁側附で爐も切ってあって、都合が宜うごぜえます、其の奥の方も畳を敷けば八畳もありましょうか、直に折曲って台所になって居ります」
秋「そんなら六畳の方でも八畳の方でも宜いが、その処に隠れていて、飴屋の亭主が来た時に私に知らしてくれ、それまで私を奥の方へ隠して置くような工夫をしてくれゝば辱けないが、隠れる処があるかえ」