Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

がもううじさと

蒲生氏郷

幸田 露伴

Lisez 蒲生氏郷 (がもううじさと) de 幸田 露伴 (こうだろはん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 65 772 caractères · 128 écrans

Aozora Bunko

と云った。

二人が言は悉皆信ずべきか何様かは疑わしかったろう。然し氏郷は証拠とすべきところの物を取って、且二人を収容して生証拠とした。もうなまじいに働き出すことは敵に乗ずべきの機を与えるに過ぎぬ。木村父子を一揆が殺す必要も無く政宗が殺す必要も無いことは明らかだから、焦慮する要は無い。却って此城に動かずに居れば政宗も手を出しようは無い、と高清水攻を敢てせずに政宗の様子のみに注意した。伊賀衆は頻りに働いたことだろう。

氏郷は兵粮を徴発し、武具を補足して名生に拠るの道を講じた。急使は会津へ馳せ、会津からは弾薬を送って来た。政宗は氏郷が動かぬのを見て何とも仕難かった。自分に有理有利な口実があって、そして必勝鏖殺が期せるので無ければ、氏郷に対して公然と手を出すのは、勝っても負けても吾身の破滅であるから為す術は無かった。須田伯耆が駈込んだことは分って居るが、氏郷の方からは知らぬ顔でいる。そこで十二月二日まで居たが、氏郷は微動だに為さぬので、事皆成らずと見切って、引取って帰って終った。勿論氏郷の居る名生の城の前は通らず、断りもしなかったが、氏郷が此を知って黙して居たのであることも勿論である。