Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あかいカブトムシ
赤いカブトムシ
江戸川 乱歩
Lisez 赤いカブトムシ (あかいカブトムシ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N4. Touchez un mot pour le sens.
N4 · débutant · kanji et kana modernes · 23 237 caractères · 47 écrans
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まどの女の子は、なにものかの手からのがれようとして、もがいていましたが、とうとう、ずるずるとうしろへひっぱられて、まどからきえてしまいました。そのとき、なき声がぱったりとまったのは、男に口をおさえられたからかもしれません。
三人は、むがむちゅうでかけ出しました。そして、近くのめいめいのうちへかえったのですが、ミドリちゃんは、すぐにこのことをおとうさんと、にいさんの敏夫くんに知らせました。
「おしいことをしたなあ。ぼくがそこにいれば、きっと手がかりをつかんだのに。」
しょうねんたんていだんいんの敏夫くんが、ざんねんそうにいいました。
ミドリちゃんのおとうさんが、けいさつにでんわをかけたので、けいかんたちが森の中のせいようかんにかけつけて、中をしらべましたが、まったくのあきやで、人のかげさえ見えないのでした。せいようあくまのような黒マントの男は、いったいなにものでしょうか。そして、あのかわいそうな女の子は、どうなったのでしょうか。
2
森の中の、ふるいせいようかんのまどから、小さい女の子が、たすけをもとめてなきさけんでいた、そのあくる日のこと。
ミドリちゃんのにいさんの木村敏夫くんは、さっそく、このことをしょうねんたんていだんちょうの小林くんに知らせましたので、小林だんちょうが、木村くんのうちへやってきました