Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちょうかきんむ

超過勤務

山本 周五郎

Lisez 超過勤務 (ちょうかきんむ) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 15 619 caractères · 31 écrans

Aozora Bunko

たとも云わずに、がちゃりと切っちまやがる」

おっさんとはなんだ、と彼が云いかけたとき、エア・キャリアのブザーが鳴り、彼が手を出すまえに蓋をぽんとはねて、円筒がデスクの上へとび出した。彼は口をあけて、信じられないとでもいうように、いまとび出した円筒をじっと見まもっていた。

「なんだいまじぶん」彼は呆然と呟いた、「このうえなにをさせようというんだ」

電話のベルが鳴り、彼は受話器を取りながら、自分の腕時計を見た。

「四時二分前、まだこんな時間か、――はあ、いえなんでもありません」彼は明るく微笑してみせる、「はあ、はあいま届きました、はあ、いえまだ時間がございますから、はい、はあ月曜日にでございますね、承知いたしました、はい、はい、承知いたしました、いいえまだ仕事が残っておりますから、はい、ごめんくださいまし」

彼はおじぎをして受話器を置き、ベル・ボタンの一つを押してボイス・パイプの蓋をあけながら、ハンカチを出して額をふいた。

「給仕くんお茶」と彼はパイプの中へどなった、「きみ給仕くん、――」

彼はパイプの蓋を閉め、もういちど額をふいて、ハンカチをしまい、記帳にかかろうとして、そこにある