Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あしがるほうこう

足軽奉公

山本 周五郎

Lisez 足軽奉公 (あしがるほうこう) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 13 949 caractères · 28 écrans

Aozora Bunko

「たかが足軽ではないか、刀を差しているというばかりで、かたちは武士でも中間小者と選ぶところはない、いわば道傍にわけもなく生え伸びている雑草も同様だぞ」

「そうだ、その点を明確にすべきだ」

続けて別の者がどなった。

「……その区別を明確にしないからのさばる、第一かれらが槍術をやるのからして僭上だ、ちょっと槍の持方でも覚えると、もういっぱしの武士にでもなり兼ねない面つきで、肩を怒らしてのしまわる、雑草は端から刈るべきだ、おのれの身分を知らしめなくてはいけないぞ」

ここまで聞くと、藤六は全身を震わした。おのれらはさむらいの本分をさえ忘れているのに、ただ武士であるからというだけで、人を貶める、それも程度こそあれ、中間小者に等しいとか、わけもなく生え伸びる路傍の雑草とは過言も甚だしい、藤六は歯がみをしながらひき返そうとした、するとなお無遠慮に、

「いちどかれらを懲りるほど叩きのめしてやるがいいのだ」

というのが聞えた。

「……なに主なやつ二三人やれば、あとは縮みあがってぐうの音も出はせぬよ」

藤六は我慢の緒を切った。かれは大股に庭へ踏み込むと、広間の縁先へぐっぐと近寄り、声いっぱいに、