Classiques japonais avec furigana
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つうぞくこうぎ れいこんふめつろん
通俗講義 霊魂不滅論
井上 円了
Lisez 通俗講義 霊魂不滅論 (つうぞくこうぎ れいこんふめつろん) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 75 415 caractères · 148 écrans
これを仏教にては前世の宿因、業報、業感等と申し、これを進化論にては遺伝と申します。かくして、われわれがこの世に生まれきたりて、他日また老い去るも、やはりわが勝手にてしかるにあらずして、生まれし以前、永い間の原因の引き続きなるに相違ないと同時に、われわれ一代の間になしたる一切の言行が、善にあれ悪にあれ、またみなその原因を助けて、死後再び身を結び生を現ずるようになり、未来無限の時間の間には、幾回となく生々滅々する道理であります。この道理は拙者が勝手に申すのではなく、勢力恒存、因果相続の理法が拙者に教えてかく言わしむることなれば、もしその説を不都合と思う御方は、この理法につきて、よく尋ねてみるがよろしい。この理法は無我無欲であるから、別に入門料や束脩の心配はいりませぬ。拙者も幸いにその理法の指導によりて、人間の死は真の死にあらずして、一時の眠息なることを知ると同時に、他日再び醒覚するときあることが分かり、はじめて数十年来かつ迷いかつ苦しみいたる胸中が、一時に郭然として開け、万里雲晴れて、月まさに中するがごとき心地するようになりました。そうして見ると、睡眠に大小の二種ありて、毎夜の睡眠は小眠にして、六時間か八時間の間のことなれども、死するときの睡眠は大眠にして、いかに長き年月を経て醒覚するかは、われわれの想像の