Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
いあいしゅう
遺愛集
島 秋人
Lisez 遺愛集 (いあいしゅう) de 島 秋人 (しまあきと) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 50 488 caractères · 102 écrans
過ぎてゆくひと日を惜しみ許されぬいのちのなかに愛しさを知る
得がたしと思ひゐし日の誕生日独り笑みつつ獄に祝ふ
にくまるる外に詫ぶすべ今はなく母を殺めし罪重く知る
刈られずに花となる雑草触りつつ空青き日に生くるは楽し
愛ほしみ独り笑みして今日は在りうれしき事のみ持つ身となりて
文鳥の残しし粟撒く夕屋根にいつものすずめ数多来て啼く
母を呼びかけゆくらしき子の声の聴えて暑きひと日昏れたり
さみどりの薄羽蝣蜉かべにゐて涼しき風のとほるさ夜更く
掌に触るものみな親し善き人の優しき手紙に独り笑みつつ
野に咲きて紫澄めるうつぼぐさ亡き師を偲び獄に活くる
よき花のあじさゐ白く咲きそめて雨のさ獄庭の日昏れ涼しき
二階より見おろす屋根にすずめ来て撒ける粟食むひととき楽し
屋根少し濡れて夕づくひとときを児のこゑ高く透りて聴ゆ
夕あかね残れる空を眺てをれば不意に今年の蝉が鳴きたり
夕風にそよぐ芝あり木草欠く秋のさ獄庭の涼しさに眺る
ひるねする肌をくすぐりさわさわと樹の葉鳴らせる風とほりたり
苅られずにわれの生かされ眺るもののゑのころ草の穂はそよぎたり
さわやかに風吹くまひる蝉のこゑ空に澄みゆきわれの聴き入る