Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆき
雪
楠田 匡介
Lisez 雪 (ゆき) de 楠田 匡介 (くすだきょうすけ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 24 792 caractères · 50 écrans
一切出張の係官の指示にしたがってくれ給え、船の方へは僕の方から通知しておくよ」
そういって引とらした。
伊東が出て行って終うと警部は、
「一筋縄では行かない連中ばかりだ」とはき出すようにつぶやいた。
「証書ってどうして、なくなった証書の事が判ったのかね」
久保田検事はMCCを一本抜きながら聞いた。
「あああれですか、なあに、これですよ」
そういって警部はあの夜現場の卓の上にあった大型の、早川が売却本の目録を書きかけていたフールスカップを、書類の下から引っぱり出して拡げた。
「ほれ、ここに鉛筆で、無駄書きをした所がありましょう。¥3.000.00 ¥3.000.00と二つ三つありますね」
「何か本の代価ではない?」
「僕も初めはそう考えたのです。下に POSER と、英語で乱棒に、書いてあります。これは伊東と話しながら無意識に書いたんです。調べてみると早川にはそんな癖があるんですね――で、僕は三千円を伊東に貸したか、又は貸すというのか、判らないがあの夜、二人の中に三千円が問題になっていたと想像したのです。それがあの文庫の中をみて了解したのですよ二、三証書を入れた封筒が入っていましてね。